学校司書@非常勤

とある小学校の図書室に生息する、学校司書。難しいこと語れません。絶滅しかかってます。

雨の日の図書室は

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今週のお題「雨の日の過ごし方」



梅雨ですね。

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学校の周りの紫陽花も綺麗に咲いています。
図書室の掲示も、カエル、紫陽花、傘、てるてる坊主とすっかり『梅雨』モード。


この時期の朝、図書室の隣の教室から聞こえてくる『今月の歌』が大好きだったりします。


『にじ』という歌です。


にじ

にじ

  • えびな少年少女合唱団, 新沢としひこ & 中川ひろたか
  • チルドレン・ミュージック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes


幼稚園や保育園では定番の歌だそうなのですが、私は学校で働くようになって初めて聞きました。


作曲は、ミュージシャンでもあり、絵本作家でもある『中川ひろたか』さん。



中川ひろたかさんの絵本と言えば

『おおきくなるっていうことは』や

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)


『さつまのおいも』

さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)

さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)


『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

なんかが人気。個人的に『こんにちワニ』の『さよなラ~メ~ン~』の所が大好きで読み聞かせの締めに読んだりします。



この『にじ』メロディもいいのですが、実は歌詞がとーーーーってもいい!

ラララ にじがにじが
そらにかかって
きみのきみの
きぶんもはれて
きっとあしたは
いいてんき
きっとあしたは
いいてんき

初めて聞いたとき、思わず図書室で泣いてしまいました(笑)



私の中で、色々な事に疲れている時に聞くとヤバい歌の一つです。まぁ元々子供達の歌声には弱いのですが、この歌は特に。



ちょっぴりセンチメンタルになりながら、この時期は毎日開館準備を始めます。



そうそう、雨の日の図書室といえば休み時間・昼休みが大変な事になります。



騒いだり走り回る子達を注意しながら、目では図書委員さんの貸出手続きがきちんとできているかパソコンをチェック。


その間にも予約の本の順番を聞きにきたり、調べたい本の場所を聞いてきたり、私とただ雑談しに来た子に同時に対応。


そして話しながらも『そこのー7って書いてあるところのー上から二段目の棚』と遠くで本を探している子へ指で指示します。



まるで多重放送。



子供って、何故かみんな一斉に話しかけてくるんですよね。とにかく自分を見て欲しいというのをヒシヒシと感じます。まぁ、そこがまたかわいいんですけど。



聖徳太子は10人の話を同時に聞き分けたという伝説がありますが、私もかなりいい線いってると思います。



こんな風に、雨の日の図書室はいつもより騒々しいけれど、子供達の大事な居場所になっています。もっと、もっと、どんどん図書室に来て欲しいな。



梅雨があければ、あっという間に夏休み。
しばしの間は、この忙しい時間を楽しみたいと思います。




さてさて最後に、雨の日にピッタリの絵本を一冊紹介します。


『あめふりのおおさわぎ』
あめふりのおおさわぎ (児童図書館・絵本の部屋)


ある朝、急に雨が降ってきたのをきっかけに、通りは大騒ぎになってしまいます。


犬は吠えるわ、赤ちゃんは泣くわ、喧嘩がはじまるわ...。


様々な要因が悪いほうへ悪いほうへ連鎖していきます。


ですが...


どしゃ降りが止んで太陽が出てくると、みんなの顔に笑顔が戻ります。



ダイナミックな絵で、遠目が効くので読み聞かせにもピッタリな絵本。



雨があがった後の『虹』が、きっとみんなの心を明るくしてくれたのでしょうか。
めったに見られないからこそ、たまに見られるとそれだけで嬉しくなりますよね。


私なんかはつい深読みしてしまうので『悪い事ばかりは続かないって事だよね。』と絵本に励まされています。


読み手もニコニコ。聞いている子供達も最後にはニコニコです。




雨のこの時期に、是非読んでみてはいかがでしょうか。