先日、二学期末の納め会がありました。
先生方の飲み会ってどんな感じなの?とよく聞かれるのですが、いたって普通です。先生だって普通にお酒飲むし、酔っぱらいます。
学校の飲み会
頻度としては、歓送迎会、各学期末、運動会の後や研究授業の後講師を招いての打ち上げなど、2~3ヶ月に1回ペースでしょうか。後は個人的に内輪で飲みに行っていることもあるようです。
実は学校の飲み会はいくつか暗黙のルールがあります。学校関係者に会わないよう学区外のお店を使用する。そして貸切もしくは個室が基本です。
また、誰かに会話を聞かれても大丈夫なように、◯◯会社、◯◯商事と、学校名は伏せて話します。校長先生は社長。教頭先生は副社長という具合。
これがまたわざとらしくて、毎回笑ってしまいます。まぁ酔っぱらってくると、どうしても◯◯先生ー。と呼んでしまいますけど。
先生方はとにかくコミュニケーション能力が高いので、飲み会の話題も楽しく盛り上がります。とにかく声が通る!ので狭い個室ではうるさいですよ。
ひとつだけ残念なのは、学校の飲み会はお高いところ。
一次会で7~8千円はざらです。
二次会まで行くと確実に諭吉さんが飛んでいくので非常勤の身には厳しい~。
ただ先生方と腹を割って話せる貴重な時間なので、可能な限り参加するようにしています。
今回もたくさん話して、食べて、飲んで、楽しんできました。
この学校で、このチームで良かったなー。と、心から思いました。
イエス・キリストの誕生日
さてさて、あっという間に今年も残り少なくなり、今夜はクリスマス。
クリスマスの絵本を紹介しようかとも思ったのですが、たくさんありすぎて迷ってしまったので、最近私がはまっている本を紹介します。
中野京子さんの『名画の謎』シリーズです。
実は先月上野の森美術館で開催されていた『怖い絵展』に行ってきました。
それ以来中野京子さんの本にはまっています。
何気なく目にしたことのある有名な絵でも、背景やエピソードを知ると違った見方が出来るのが楽しいです。おすすめです。
怖い絵シリーズは図書館でも予約がいっぱいで全然まわってこないので、今はこのシリーズを順番に借りて読んでいるのですが、『旧約・新約聖書編』には聖母マリアの『受胎告知』や『最後の晩餐』など、イエス・キリストに関するエピソードが多く書かれています。
その中の一文にびっくり。
実は聖書にはイエス・キリストが12月25日に産まれた。なんてどこにも書いてないとのこと。
え?
マリアが受胎告知を受けたのが3月25日らしいので、単にそれを元に9か月後に産まれただろうと12月25日をイエスの誕生日にしたんだそうです。
適当!
カトリックの学校に通っていたのに知りませんでした。もしかしたら、本当のクリスマスは違う日だったりするかもしれませんね。改めて本で色々な事実を知るのって本当に面白い。
このシリーズの影響でギリシア神話にも最近はまっているので、また後日別にまとめて書きたいと思います。
最後に出版社のコメントを
「本当に面白い」名画の見方、教えます!
『怖い絵』シリーズでもおなじみ、歴史と芸術に精通したドイツ文学者で作家の中野京子さんが、「アダムには臍がないはずなのに」「イエスが12月25日生まれとは聖書のどこにも出てこない」など気になるポイントをちりばめながら、旧約聖書と新約聖書に登場するドラマと、それを西洋の人々がどう受け入れてきたかをわかりやすく解説。「難しい」が「面白い! 」に変わるエッセイです。
日本人が苦手な名画の二大テーマは「宗教画」と「神話画」と言われています。ぜひ、『名画の謎 ギリシャ神話篇』をあわせてお楽しみください。
本で名画に隠された謎を紐解く。はまりますよー。
クリスマスの夜にこんな本もいかがでしょうか。
それではみなさま。
楽しいクリスマスを!
おしまい