学校司書@非常勤

とある小学校の図書室に生息する、学校司書。難しいこと語れません。絶滅しかかってます。

人事異動

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今週のお題「お花見」


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すっかり、桜が満開ですよ。

改めてじっくり見てみると、桜の花びらってピンクよりも白に近いですよね。
ハラハラと風に舞って雪みたいです。
この調子だと、入学式の頃はもう葉桜かなぁ。


図書室では、桜の飾りを貼ったままにしておきました。
4月以降はここに『にゅうがくおめでとう』を付け足して新一年生を迎える準備をします。
いよいよ新年度が始まるぞー。


さてさて、今日は3月最終日。


私の自治体では今朝の新聞で、教職員の移動が正式に発表されました。


正規の先生達は新聞で発表されますが、臨採の先生やアシスタントの先生は名前が載らないので、子供達は始業式に移動を知ることになります。


『あ、あの先生いない。』


子供達の落胆する姿...何回見ても可哀想になっちゃいます。都合悪くて離任式に来られない先生もいるので、しっかりとお別れができないのってやっぱり寂しいものです。
まぁ、いずれ私がいなくなる時も黙っていなくなる事になるのですが。



赴任してくる先生はどんな先生かな。
新採用の先生は今頃緊張していることでしょうか。迎える方も、先生のメンバーによって職員室の雰囲気がガラッと変わるので結構ドキドキだったりします。

積極的に図書館利用してくれる先生方だといいなぁー。


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『億男』を読みました


春休み中しばし時間があったので、自分の読みたい本を借りてきました。


億男 (文春文庫)

億男 (文春文庫)


川村元気さんの『億男』です。
今年、映画化で話題になってますね。


川村元気さんといえば『世界から猫が消えたなら』が有名ですが。


世界から猫が消えたなら (小学館文庫)

世界から猫が消えたなら (小学館文庫)


正直私はあまりピンと来なかったので、どうかなー?と思いながら読了。
『億男』、億だけに奥が深くてなかなか面白かったですよ。

内容(「BOOK」データベースより)

宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。
浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。
だがその直後、九十九が失踪した―。

ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ…数々の偉人たちの“金言”をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。
人間にとってお金とは何か?
「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

主人公が『司書』というのも読んでみたいポイントでした。


失踪した弟の借金、3000万を肩代わりすることになり、昼は『図書館』夜は『パン工場』でダブルワークをしている一男。妻子とも別居し、どん底の時に宝くじで三億円を当ててしまいます。


銀行でのやり取りや、ネットで高額宝くじを当てた人の末路を検索するあたりはリアル。私ももし当たったら、思わず調べてしまいそう。



果たしてお金があれば、欲しいものは全て手に入れられるのか。全ては金で解決出来るのか。お金さえあれば幸せになれるのか。普遍のテーマです。



要所要所で、お金にまつわる有名人の名言(ドナルド・トランプとか)や、落語の演目が出てくるのですが、話のオチがうまくて読み終えると実際の落語を聞いてみたくなりました。



ただ細かい所が気になったのですが。



ダブルワークで合わせて月収40万。てことは正規司書?それとも非正規司書?微妙な金額だなぁ。
そもそも正規だったら副業はアウトだろうなぁ。とか。


あと、一男が妻の万佐子と職場の図書館で知り合った頃のエピソード。
司書が一利用者の嗜好を探って、しかもそれを本人に聞くのはアウトでしょ。なんて気になっちゃって仕方が無かったです。



自分が借りてる本の傾向を、カウンターの人にいつも気にされてたら...私なら恐怖でしかないです。まぁ司書が出てくるお話にありがちな設定なのですがね。お話ですから...。



内容的にはさらっと読みやすいので、中学生ぐらいからでもいけそうかなと。
お決まりの『お金についての啓発本』より、こっちの方が感情移入できるかもしれませんね。



映画では主人公一男が『佐藤健』だそうで。こんなイケメン司書がいる図書館があったら是非行ってみたいものです。

okuotoko-movie.jp


さてさて、返却してきまーす。


帰ったらそろそろ『オリエンテーション』の準備をしますよ。