学校司書@非常勤

とある小学校の図書室に生息する、学校司書。難しいこと語れません。絶滅しかかってます。

4月からの居場所

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今年度の図書室の利用が全て終わりました。


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廊下で会う6年生はもうすぐ卒業。あと少しで会えなくなるのかと寂しく思っているのは私だけのようで、子供達はなんだかふわふわと浮足立っています。思えば今までの中で一番、人懐っこい学年だったな。


今週は、人が来なくなった図書室でひたすら蔵書点検をしています。
これが結構な疲労感で…帰宅して横になるとすぐに寝てしまう有様。この1年で一番体力使っております。
あぁ、手がボロボロ・・・。



4月からの私の居場所も決まりました。


というか決めました・・・・



あと一年、今の学校で学校司書を続けることにしました。



年明けから色々と就活をしていて、悩みに悩んで精神的に追い詰められていたのですが、最終的に今大事にすべきことを優先することにしました。


考えても答えが出ないときは、一度考えるのをやめてみたら?と信頼している人に言われたことも決断するきっかけになりました。



あと一年。


一年だけ。


学校司書を続けようと思います。


春からはさらに待遇が悪くなります。
どこまで安く使い倒そうとするのか。考えるたびいまだに腹立たしく思いますが、決めた以上は最後の一年やり残したことを悔いなくやっていこうと思います。


気持ちはすでに4月のオリエンテーションに向けて動き出しました。
子供たちが図書室を好きになってくれるよう色々と考え中です。


さぁーて、何しようかなぁ。









最後に、先日図書館で借りた本を。

『本なんて読まなくたっていいのだけれど、』

本なんて読まなくたっていいのだけれど、


これ、本の帯を付けると『読んでみるのもいい。』と続きます。で、どっちなの??(笑)


著者は「幅允孝」(はば・よしたかさん)

幅 允孝は、日本の選書家、ブックディレクター、編集者、執筆家。有限会社BACH代表。愛知県立芸術大学非常勤講師。 愛知県津島市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。青山ブックセンター六本木店、建築・デザイン書の担当を経て、株式会社ジェイ・アイ入社。石川次郎に編集を学ぶ。

Wikipediaより


本屋に人が来ないなら、こっちから出向けばいい。と自らが要望にそった本を選び、本屋と様々な業種を結びつける仕事をされています。
以前、情熱大陸にも出演されていたようですね。


この本ではテーマに沿って、たくさんの本の紹介が載っているのですが、その選書のセンスがとても良くどれも読みたくなってしまう本ばかりです。

また、読書に対する考え方。本を人に手渡すことを生業としている人の姿勢が、司書としてとても共感する部分が多かったです。

本を読むことは、数時間かけて空想の中を旅するだけではない。読んだ本の一文でも一言でもいい、ある言葉が読者の中に深く刺さり、血肉化し、日々の実際的な生活に作用することが大切なのではないかと僕は思っている。

誰かのために本を選ぶということに、そもそも正解などあり得ないと僕は思っている。ダメでもともと。受け入れてもらえなかった即、次の本を差し出す。

相手の話をよく聞き、自分の勧めたい本と目の前にいる誰かに手渡すべき本との距離を縮めていくこと。


「本は読まなくても生きていけるけど、やっぱり読んだ方がいいことあるかもしれない。」



そんな風に子供たちに思ってもらえるのが私の目標。


4月からも頑張りたいと思います。





本の声を聴け―ブックディレクター幅允孝の仕事

本の声を聴け―ブックディレクター幅允孝の仕事