学校司書@非常勤

とある小学校の図書室に生息する、学校司書。難しいこと語れません。絶滅しかかってます。

二学期の終わりにセンチメンタルになった話。

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今日で一足早く、二学期の勤務が終了しました。


本当ならギリギリまで冬休みの本を借りていない子に貸出をしたかったのですが、勤務日数の関係で致し方なく閉館です。


図書室掃除に来た子供達に
『よいお年をー!』と声をかけたら
『せんせー来年になってもここにいるー?』
と聞かれて思わず言葉に詰まってしまいました。何かを察してる?怖いなー。


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『3月までは確実にいるよー。』
とお茶を濁したけど、果たしてどうなることやら。
来月には答えが出るといいなぁ。


休み時間には図書委員の子がやってきて、面白かった本の話やら、習い事の話やらいっぱい話してくれました。


例年、ものすごく図書室を愛してくれる子が図書委員の中で何人か必ずいて、彼女はその一人。本の内容を隅から隅まで覚えていて、本当に本が好きなのが伝わってきます。いつも子供達に人気のある本の情報をくれる貴重な存在です。
冬休みの貸出に、分厚い本を沢山借りていきました。またしっかり読んでくるんだろうな。


『よいお年を!』


彼女の背中を見送った瞬間



今年も早かったな



と、なんだか感慨深いものがありました。


子供達と毎日接していると、ふとした瞬間に『あれ?なんか成長した?』と思うことが度々あります。


それは身長だったり、声変わりだったり、性格だったり小さな事にも及んでいたりするんだけど。特に小学校の6年間って成長の度合いが大きいよなぁと、この仕事をしているとつくづく思うわけです。特に一年生から見てる子供達の成長の過程は、なかなか感慨深いものがあります。


自分の子供が小学生の頃は、そんな成長を感じる余裕があったかなぁ。気がついたらどーんと大きくなっていた気がします。勿体ないことしたなぁ。まぁ、人様の子供だからこそ冷静な目で見られるのかもしれませんが。


あっという間の一年のようで、子供達は確実に、確実に成長しています。
嬉しくもあり、寂しくもあり。子供達といると尚更、時間の過ぎる速さを実感してしまいます。



私は、果たしてこの一年成長できているのかな?



なんだか司書という仕事について、答えを探してばかりのこの頃ですが。




最後に

長年埼玉で学校司書をされている、木下通子さんの本のあとがきにインドの図書館学者ランガナタンの『図書館学の五法則』について講義を受けた時の話が載っていました。


その時の教授の方の言葉がとても良かったので書いておきます。

わからないという思いは捨て去るべきものではなく、それを大事にすること。

そして、何かが見えるはずだと思って探すこと。

見えないと思っていると、そこにあるものも見えない。

あるはずだ、と思うとみつかる。


どんな過程にも意味があって、答えがある。
諦めなければ、きっと答えはあるはずです。


そう思えば、色々悩んでいる時間も報われるのかな。なんてね。


ちょっぴりセンチメンタルになった、二学期の終わりでした。


よし。


長い冬休み。たくさん本読もう!図書委員のあの子に負けないように!


読みたい心に火をつけろ!――学校図書館大活用術 (岩波ジュニア新書)

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おしまい