人生で初めて、ハローワークに行って来ました。
この記事を書いたのが9月。
どうしようかと悩んでいる間にも、次々と仕事をこなしていかなければならず、気がつけばあっという間に3ヶ月が経っていました。
その間学校図書館、公共図書館、大学図書館...と図書館とつく求人には手当たり次第目を通してきました。その中でひとつ気になる求人をみつけたので、思いきってハローワークに足を運んだ訳です。
初めて書く求職申込書。
希望の職種を書くのに、なんだか考え込んでしまいました。
そもそも『司書』として募集している求人自体あるのかしら?
この年齢で職種を選ぶなんてそもそも贅沢なのでは?
自分の経歴の薄っぺらさにもため息が出ます。
そんな心配をよそに、相談員さんはとても親身になって話を聞いてくれました。
あまり知られていない教育現場の非常勤職員の低待遇さに、びっくりされたり。
そうかそれが普通の反応だよなー。
ブラックさに麻痺してる自分に気がついて、勝手に傷ついてしまいました。
色々と図書館に関係する求人を探してくれたのですが、なかなか納得できるものはなく結局、決断できないまま帰ってきました。
疲れました。
ただ、ご年配の方も熱心に仕事を探しているのを見て、いい意味で刺激を貰いました。就活に向けてのセミナーも色々あるようだし。予約すれば気軽に相談に来られる場所がある。悩んでいる暇があるなら行動している方がましです。
正直、まだ迷ってるのです。
あと一年、待遇が悪くなるのを承知でここで学校司書を続けるか。
思いきって他の自治体の学校司書を受験してみるか。
公共図書館に戻るか。
未経験だけど、大学図書館で働いてみるか。
いっそのこと、まったく違う仕事を探すか。
考えれば考えるほど頭の中がぐるぐるしてきて吐き気がします。
この仕事を続けている限り、毎年面接を受け続けなくてはなりません。
年度末近くなると、いつも求人サイトを眺めて悩みます。
この先毎年、毎年これが続くのかと。
考えれば考えるほど途方に暮れてしまいます。
他校の司書は今回の決定を受けて、今学期いっぱいで辞めるらしいです。
私よりずっとベテランな方。このままでは未来がないと見切りを付けたようです。
年度途中で辞めるということは、子供達や先生方にも少なからず影響があります。
後任の司書にとっても、年度途中からの仕事の引き継ぎは大変だと思います。
それを分かっていても、辞めてやる!という切羽詰まった気持ちだったのでしょう。
私にはその気持ちが痛いほどわかる…。
『先生、来年図書委員になるからね!』
仲の良い子供達が話してくれるたび、なんとも複雑な気持ちになっている今日この頃です。
おしまい