学校司書@非常勤

とある小学校の図書室に生息する、学校司書。難しいこと語れません。絶滅しかかってます。

本を手掛かりに子供とつながりたい。【朝日新聞 ひもとく ~本屋さんへ行こうを読んで~】

<スポンサードリンク>

パソコンの調子が悪く、すっかり更新が滞っています。
スマホからだとうまく使えない機能があるので、新しいパソコンを買おうかなと検討中です。
そんな中、今朝の新聞を見ていると目に留まった記事がありました。

www.asahi.com

『ひもとく』に書かれていたコラムです。

本屋さんへ行こう

記事を一言で要約すると『新刊書店も古書店も図書館もブックカフェも出版社も、本屋さんと考える方が本の世界の風通しがよくなるのでは?』という事。

近年の出版業界の不況で、古くからあった町の本屋さんの閉店が相次いでいます。そんな中先日文藝春秋の松井社長がこんな発言をして話題になりました。

ddnavi.com

図書館が無料で本を貸し出すから、本が売れない。
その因果関係はデータとして明らかではないそうですが、個人的な意見としては、形は違えど『本』を読者に届けるという所で根っこが同じではないかと思うので、寂しくなってしまいました。


ただ新刊本・古書・雑貨などを扱う本屋さんに焦点を当ててみれば、最近その垣根は低くなってきていると感じます。実際、独自な個性を売りとして様々な形の本屋さんが増えているのは事実ですし。


ちなみに何件か知っているお店をあげてみると。

神楽坂【かもめブックス】

kamomebooks.jp

東京神楽坂にある『かもめブックス』さんは校正の会社が始めた新しい本屋さんです。本屋+カフェ+ギャラリーと、本と人との出逢いの場を様々な角度から提供しています。私も実際に行ったことがあるのですが、それほど大きくない店舗なのに選ばれた本、雑貨、雰囲気がとても居心地がよくわざわざ足を運びたくなる本屋さんでした。オリジナルグッズも販売していて、ここで買ったトートバッグは図書館バッグとして愛用しています。


〒162-0805 東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル1階
月曜日~日曜日 11:00 ~ 21:00
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)

谷中【ひるねこbooks】

https://www.hirunekobooks.com/

谷中にある『ひるねこbooks』さんは猫の本や絵本、児童書、衣食住など暮らしの本、北欧関係の本など新刊と古書を一緒に並べています。可愛らしい雑貨もありギャラリーとしても機能しています。

〒110-0001
東京都台東区谷中2-1-14-101
​月曜定休・他不定休

日暮里【パン屋の本屋】

パン屋の本屋日記 – 日暮里のパン屋の奥の小さい本屋です

気になっていつか行ってみたいのは日暮里にある『パン屋の本屋』さん。パン好きなので、大好きなものが一度で二度楽しめるというだけで行ってみたくなります。

116-0013
東京都荒川区西日暮里2-6-7
ひぐらしガーデン1F

第2・第4月曜日
(月曜が祝日の場合は営業、翌日の火曜がお休み)

他にも最近気になる本屋さんばかりなので、冬休みに入ったら行ってみようと思っています。

www.bluekababooks.shop

midorinohondana.com

shoshisouvenir.com


本が売れない、と言われていてもこうした形態の書店は増えていますし、話題になっていますね。



記事には

本屋をつくるのは店主の個性であり、同時に客の個性でもある。

本を手掛かりに地域の人と結びつく。これが『本屋』の仕事

と書かれていますが、これはまさに学校図書館でも同じです。


私は司書が展示会やカタログから形式的に選ぶだけでは、その学校にとって本当に求められる図書館は作れない。と思っています。

学校独自の総合学習で求められている資料を知るには、授業で支援に入ることも必要ですし、子供達の雰囲気によって、求められる本のタイプも違います。

そうするとただ図書室のカウンターで本を借りに来るのを待っているだけではだめな訳で、司書から図書館だよりなどで情報を発信する。借りたい本がすぐに見つかるように整理する。自ら積極的にコミュニケーションを計っていく必要が出てきます。

これらは基本中の基本に過ぎませんが、本屋に置き換えれば司書は一つのお店の店長な訳です。
店を知る。お客のニーズを知る。一緒に作りあげるイメージです。

そしてそこに少しだけ司書の個性をプラスしていくことで、面白味が出てくるしその学校独自の『本屋』を作ることが出来るんじゃないかなぁと思うのですよね。
(その為にはやはり常勤で、となるのですが...。)

なので、司書が変わると学校の図書室の雰囲気が変わるのは当然の事だと思います。
一つとして同じ図書室は無いのですから。


まとめ


私はもっぱら、休日は公共図書館か本屋さんへ行きます。
それは学校図書館作りの情報収集のためでもありますが、私は買うのも借りるのも、新刊も古本も大好きです。

絶版で手に入らない本があれば図書館で探しますし、反対に図書館で借りて気に入った本を本屋や古本屋で探すこともあります。一読者としてはどちらも美味しい所を頂いてしまいたいのが本音ですよね。

作る側、売る側、貸す側、形態は違えど同じ一冊の本を扱う『本屋さん』そう考えれば、
これからもっと人と本を繋ぐ場自体が増えるし、お互いにwinwinの関係になれると思うのですが。どうでしょうか。



日曜日の朝からあれこれ考えてみました。



おしまい

まちの本屋

まちの本屋

東京 わざわざ行きたい街の本屋さん

東京 わざわざ行きたい街の本屋さん

本屋はおもしろい! ! (洋泉社MOOK)

本屋はおもしろい! ! (洋泉社MOOK)