学校司書@非常勤

とある小学校の図書室に生息する、学校司書。難しいこと語れません。絶滅しかかってます。

離任式

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先日私の勤務校で『離任式』があった。

私の自治体では、年度末最後の日に異動が発表になる。子供達は終了式の時点で先生方の異動を知らないままさよならをする。離任式は先生や子供達にとっても改めてきちんとお別れができる、大切な学校行事だ。

聞いたところによると、先生方の異動の条件は新採用なら最長5年。二校目以降なら最長7年。管理職は2~3年を目処に異動することが多いそうだ。(自治体や学校によって違あり。)

臨時採用の先生は基本的に一年更新。毎年3月30日に雇用が切れ、31日は辞令の連絡があるまで自宅待機。継続の場合でも、たった1日無職のために保険関係の切り替え手続きをしなければならないというからびっくりだ。
子供達から見ればみんな同じ『先生』だが雇用条件は大きく違う。厳しい待遇の中でも手を抜かずに精一杯仕事をしている先生方に頭が下がる思いだ。

かくいう学校司書は1年更新の非常勤の身。
よっぽどのことがない限り数年は同じ学校に勤務することができる。ただまれに1年で異動になることもあるそうなので、年度末のたびに『もしかしたらこれが最後かも』と思って、子供達に挨拶をする。今の学校も四年目。
私もそう遠くないうちに離任式に出る日が来るのだろう。

一ヶ月ぶりに異動した先生に会えた子供達は、嬉しいやら気恥ずかしいやらで顔がにやにやしっぱなし。歌のプレゼントとして子供達が歌った『離任式の歌』の歌詞が本当に子供達の気持ちを良く表していて、胸がいっぱいになった。

先生方の挨拶もとても素晴らしかった。

クイズ形式で挨拶する先生
『先生が今いる学校とみんなの学校どっちが人数が多いと思う~?』『じゃあグラウンドの大きさはどっちが大きい~?』など。子供達は当たるだけで大盛り上がり。子供のツボをうまく掴んでいる。

子供達との思い出深いエピソードを披露する先生
クラスで特に印象に残っているエピソードなどを披露。思わず涙ぐむ子供達が続出だった。これは感動的に締めくくるパターン。

実はキャラが違いましたと暴露する先生
子供達にとっては怖い存在だった先生が、実はお茶目だったと素をあらわにするパターン。
個人的にはこれが一番良かった!厳しかったのは本当に子供達を思ってのこと。何年経っても意外と忘れられないのはこんな先生だと思う。
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私が離任式に出る時には子供達にどんな話ができるだろう。
まぁ、いざとなったら寂しさのあまり、頭が真っ白になってしまう予感しかしないけれど。


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