学校司書@非常勤

とある小学校の図書室に生息する、学校司書。難しいこと語れません。絶滅しかかってます。

待遇が悪くなることが決定いたしました。

今回は愚痴を吐きます。





先日、偶然こんなページを見つけてしまいました。

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この記事によると、司書はどうやら楽で暇な仕事に分類されるそうです。



恐らく一般的な公共図書館のイメージだけで書いているように思われるのですが、あまりにも現実と違いすぎて愕然としたので、私が公共図書館で働いていた時の現状を書いていこうと思います。

体力的にも精神的にも楽な仕事です

→はっきり言います。体力的にも精神的にもきつい仕事です。



勤務時間中は基本的に立ちっぱなし。
大量の本の返却、貸出、本の整理で足腰の関節がまずやられます。
本の整理は高い所から低い所まで、繰り返し繰り返しのスクワット状態。最初の一週間は常に筋肉痛との戦いです。常にサポーターを巻いている人もいます。
加えて小さな分類番号を目で追っていくので、集中力も必要です。老眼だとかなり厳しいかと思われます。冷暖房完備ですが、近年節電への配慮からか夏場はあまりクーラーが効いていません。座って本を読む分には丁度よいですが、動いているスタッフは常に汗だくです。私も何度か熱中症でフラフラしました。



そして理不尽なクレームや迷惑行為をする利用者さんの対応にはメンタルがやられます。


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税金を払ってやってるんだから、と横柄な態度で責められることもあります。(表で対応しているのはほとんどが薄給パートか派遣社員なのですが。)
ストーカーまがいの事をされたこともありました。

正規職員になることができれば、高額な報酬と魅力的な福利厚生を享受することができます。


→正規職員は本当に僅か。



公共図書館でも正規の職員は大きな館で数人いるぐらい。それ以外の小さな館は館長が時々様子を見に来る程度。チーフ、サブチーフみんな非正規スタッフのみで回していました。




→高額な報酬




非正規だと本当に薄給です。時給850円~950円の間が多いかと。司書資格はあってもなくても可が多いです。資格手当を貰っても、時給で数十円しか違いません。
指定管理の自治体だと、毎年入札で派遣元が変わるので長く勤めているのに時給が下がることもあります。

勤務時間帯は、AM9時前後~PM17時までの職場が比較的多いのが特徴です。


→学校は基本土日休みが多いですが、最近の公共図書館は遅くまで開館してる所が増え、中には22時まで開いている館もあります。(ちなみに外国の大学図書館なんかでは24時間開館らしいです。)
早番か遅番のシフト制が殆ど。土日ももちろん出勤です。変則なので、副業も厳しいですね。


来客者が少ない図書館司書になることができれば、空き時間や暇な時間を活用して色々なことをすることができる。

→図書館の仕事は、実は表から見えないバックヤードでの仕事の方が多いです。



様々な事務手続き、予約の処理、問い合わせに対する対応、本の修理やデータの管理。図書館をよくしようとすればするほど、終わりのない仕事が溜まっていきます。



子供達にも、たまに言われるのですが、



どうやら、利用者が少ない時の司書は本でも読んでるのかと思われているようです。






心外ですねー。





本嫌いより好きな人の方が向いていることは確かです。ただ、自分が好きな本をたくさん読めるから図書館で働くという動機なら、考え直した方がいいと思います。
私は、司書はあくまでも本を読みたい人や本で調べたい人をサポートする立場の仕事だと思っています。




そう、人と本を繋ぐ仕事です。





本以上に人が好き。でないと。








さて今回、なぜこんなに愚痴愚痴と書いているかというと、









来年度の学校司書の待遇が、








更に悪くなることがわかったからです。









時代と逆行している決定に、
はっきり言ってがっかりしてしまいました。










今まで『やりがい』というニンジンに釣られて、馬車馬の様に一人孤独に駆け抜けてきましたが、











今回の決定で、その『やりがい』も、なんだかもうわからなくなってしまいました。








『所詮はその程度の仕事です。』









ということなのでしょうか。

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